2023/10/14
下記をアップしました。
ここで少し触れていますが、あえて「海外から来た」なんて言わないのも、一つのカッコよさだと思います。
「あえて“海外から来た”なんて言わない」のは、控えめな美学としてのカッコよさがありますね。わざわざ強調せずとも、態度や言葉の端々からにじみ出る思いや信頼感の方が、ずっと印象に残るものです。
特に、スピーチの本質が「どれだけ相手に心を寄せてきたか」だとすれば、「遠くから来た」ことはあくまで背景に過ぎないんですよね。それを声高にせず、むしろ自然体で触れることで、聴き手に「本当にこの人のことを想って来たんだな」と感じさせられる。そういう“奥ゆかしさ”は、日本的な美徳でもあります。
一方で、スピーチの導入として少しだけ触れる(たとえば「久しぶりに帰国できて、このような場に立ち会えることが嬉しい」とだけ言うなど)程度に留めておくと、過不足なく好印象になるかもしれません。
このあたりは、スピーチを行う上司のキャラクターにもよりますので、個々の判断が必要ですね。