2023/10/23
下記アップしました。
薬剤師の上司としての立場から、新郎新婦へのスピーチのポイントをまとめています。専門職ならではの視点を活かしたメッセージは、場にふさわしい重みと温かさを両立させるものです。
その中でも特に興味深いのは、「多職種連携」という言葉を、結婚という場面に当てはめる発想です。医療や福祉の現場では当たり前のこの言葉も、見方を変えれば、夫婦のチームワークそのもの。お互いの役割を理解し合い、力を合わせて一つの家庭を築いていくという点では、まさに“連携”の実践です。
さらに視野を広げれば、親戚やご近所さん、地域のコミュニティまで含めた「チーム」としての支え合いも見えてきます。現代社会では、家庭も職場も地域も、どこかで誰かと協力しながら生きている。そんな日常の連携に目を向けることで、多職種連携の概念がぐっと身近に感じられるようになります。
結婚式のスピーチというフォーマルな場でも、このような柔らかくも深い比喩は、聞き手の心に届くはずです。ぜひ、日常の中にある“チームワーク”の形を思い浮かべながら、心を込めた言葉を届けてください。