2020/08/22
先日、大手クラウドソーシングで見つけて使っていたライターが逃げた。
厳密に言うと、逃げようとしたので、やんわり「こそこそ逃げなさんな。お元気で」と言ったところ、「そうやって一方的に人を傷つける評価をするのも辞めようと思った理由です。参考になさってください」と、捨て台詞を吐いて、いよいよ逃げて行った。
時系列がおかしい(笑)
この自称ライターの「傷ついた」は、数か月前、低度の成果物を出してきたので当社がそれを指摘し修正を指示したことを指している。
ちなみに「低度さ加減」は、構成が滅茶苦茶&「てにをは」が滅茶苦茶で、中学校の国語の時間からやり直そうねレベルだった。
その指摘を根に持っていて、逃げようとして逃げるなと指摘されて、すねた。そしてまた逃げたわけだ(笑)
「Webライターのレベルが低い」とあきれ返っている人のブログやコメントを見かけるが、当社も同じことを思った。
クラウドソーシングの自称ライターに大きな期待を寄せていなかったが、(下記で触れてる)
それにしても、ビジネスパーソンとして最低限のことをクリアしていなかった意味でレベルがとても低くてびっくり。
クライアントに成果物の不備を指摘されたら対応するのは当たり前のことで、ちゃんと辞めたいって言おうも当たり前のこと
自分の不備やバカ行動を指摘されたら、傷つくらしい。
これ、他責の発想なんですよ。
いい仕事ができないのは会社のせい
自分が幸せでないのは社会のせい
ハゲているのは親のせい
自分がたいした努力をしていない人にありがちな考え方です。まあ最後は遺伝だが(笑)
あと、ちょっと引っ掛かったのが、コロナのニュースがすべて正しいようなことを言っていた。
ん?玉石混交が極まるコロナのニュースがすべて正しい?もしかして、これが噂の情弱というやつなのか。ググレカスとしか言いようがない。。。
結局、クラウドソーシングって、登録制で誰でもライターをうたって仕事を募ることができるので、全体のレベルが低くなる。で、発注側もしょせんこんなもんと思うから、しょせんこんなもんレベルの仕事しか出さなくなる。もしくは反対かな。まあ鶏と卵の先出しどっち?っていうレベルでどっちこっちないか。
仕事が安すぎるしね。だって、上の自称ライターがはじめに提示してきた報酬は1文字1.5円。でそこからプラットフォームに手数料20%引かれるので1.2円になる。まだこれでもましな方で、1記事500円、指定のキーワードをちりばめて、みたいなゴミ記事依頼があるし、それを受ける自称ライターもいる。北斗の拳の199X年の世界です。微笑みを忘れた顔など見たくはないんですよ。
あまりに安すぎるので当社から跳ね上げた報酬(提示の2倍強)を提案したところ喜んでた。
クラウドソーシングを使った副業が言われて久しいけど、どうも突き抜けた感がないのはこの辺の供給と需要双方の「質」が関係してるように思う。
プラットフォームとしては、登録者も客も絞り込んでしまうと事業がシュリンクしてしまうし、どんなふうにしていくと伸びるのかなあ(運営のほうね)。
ちなみに、もう一人使っていたがその人はとても良かった。他にいい人もいっぱいいるのだろう。もうちょっと客にいい人材を見つけやすい仕組みにしてもらえたらもっと使えるのに。と思えば、まだまだギガワークスのプラットフォームも伸びしろがあるのかな。